皆様、こんにちは。会計士の熊谷です。
今日は、ベトナム編からのテーマで、ベトナムの会計システムに焦点を当てて、ご説明させていただきます。
ベトナムだけの話ではありませんが、大枠で考えた場合、日本の会計と、東南アジアの会計の基本的な構造に大きな違いはありません。
現在、世界的に国際会計基準という国際的に統一したルールで記帳としていこうという大きな流れがあり、それに各国が少しずつ合わせてきているという局面があります。
ですので、日本の会計で貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)を勉強すれば、東南アジアの会計も理解できるということになります!
ベトナムの場合は、「ベトナム会計システム」と「ベトナム会計基準」というものがあり、記帳の方法や証憑の保存の方法等が詳細に定められています。
このようなベトナム国内特有の規定はありますが、これも結局のところは、国際会計基準の考え方を元に定められているものであり、大枠の構造は他国と大差はないと言えます。
税務の仕組みの方は各国異なるところは多いのですが、会計の方は、基本的には世界で統一されてきているというところが大きいですので、駐在員の方々、またはこれから海外で事業をしたい方は日本で会計の基礎を学ぶことをおすすめいたします^^
日本語の教材で学んだ方が省力化できますし、わかりやすいと思います^^。
写真は最初の2枚がベトナムホーチミンの写真。後の2枚は今滞在しているフィリピンのソーシャルビジネス勉強ツアーの写真です^^