=======================================================
~ 火曜日は会計回 ~
=======================================================
「財務会計と税務会計のつながり②」
=======================================================
前回は、財務会計と税務会計における損益計算の定義の違いについて、説明しました。
今回は、財務会計は「決算書」、税務会計は「見えない」というイメージで理解しておくべき理由についてご説明いたします。
税務会計は、法人税等を計算する基礎資料を提供するために存在するものであります。
従って、税務会計上の「利益」にあたる「所得」の数値がいくらなのか算定するというところに税務会計の存在意義がほぼ集約されることになります。
税務会計上、概念的には貸借対照表(B/S)もありますが、特に大きな意味をなすものでもなく、税務会計上の損益計算書(P/L)の計算結果である「所得」とその算定経緯を示せば足りるということです。
となると、以下の算定式が重要になります。
財務会計「利益」+加算項目–減算項目=税務会計「所得」
税務会計そのものは目に見える必要はなく、上記の算定式が示されていれば特に問題はありません。
財務会計の「利益」は「決算書」に示されています。
また、上記の算定式は、簡単にいえば「法人の年度確定申告書」に示されています。
従って、税務会計そのものは「見えない」(見える必要がない)と言えるのです。
税務会計の「所得」は税務会計から導き出されるのではなく、財務会計上の「利益」を加減算することによって算定されています。
次回のメールマガジンでは上記の加減算項目にはどのような項目が含まれるのかご説明いたします。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜公認会計士・税理士がマンツーマンで教える会計講座のお知らせ〜〜
1時間 特別価格3,000円!
土日祝日の10時より、場所は弊社オフィス会議室が原則ですが、他にも
ご希望によって場所を変更することは可能です。
申し込み、お問い合わせはinfo@sincere-japan.co.jpまで。
公認会計士・税理士が簿記、原価計算、財務会計、税務会計について教えます!
テーマは何でも自由、事前にお好きなテーマをお伝えください(テーマによっては準備に時間がかかるものもありますのでご了承下さい)。
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
会計、税務、WEBに関するもっと詳しい話を聞いてみたい方は、
お気軽に、ぜひ、お問い合わせください!
https://sincere-accounting-consulting.com/cpa/contact/
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガをご希望の方は、こちらからお申し込みください!
https://submitmail.jp/FrontReaders/add/6214
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━