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~ 火曜日は会計回 ~
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「財務会計と税務会計のつながり」
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これまで、財務会計・税務会計の目的や考え方、そして減価償却という例を用いて、それぞれ、会計処理にどのように反映されるのかを説明してきました。
また、最初の時点でお伝えしていましたが、財務会計は「決算書」、税務会計は「見えない」というイメージを持つと良いというお話もしていました。
これは具体的にはどのような意味なのでしょうか?
これを理解するためには、それぞれの損益計算に焦点をあてる必要が出てきます。
財務会計と税務会計は「目的」が異なるため、それぞれの「収益」、それぞれの「費用」の範囲も異なってきます。
ですから、単語も使い分けて、損益計算は厳密には以下の定義式となります。
財務会計: 収益 − 費用 = 利益(損失)
税務会計: 益金 − 損金 = 所得
どこかで聞いたことある言葉ですよね?
上記のように言葉が使い分けられているのです。損金は税務上の費用、と表現することもありますね。
収益≒益金、費用≒損金という関係にあります。特に費用と損金については多くの差異があるため、調整が多く必要になる論点といえます。
このように、財務会計と税務会計は損益計算の方法、定義が異なります。
そのため、本来なら二つの会計(決算書)を用意する必要があるともいえるかもしれません。
しかし、1社につき会計を二つ用意するのは煩雑すぎるでしょう。
そのため、その方法は採用されておらず、別の方法が採用されています。
次回のメールマガジンでは、その方法について説明していきます。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!
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